液晶ディスプレイとは

まず有機ELディスプレイを知る前に、液晶ディスプレイの構造を知ろう。1888年オーストリアの植物学者ライニツァーに因って発見された。液晶とは液体と固体の中間物質の事。後にこれに電気的刺激を与えると、光りの通し方に変化が見られる事を発見され、この性質を利用した表示装置が造られた。これがLCD(Liquid Crystal Display)である。しかし液晶はディスプレイとするには不安定な材料だったが、1973年シャープは電卓のディスプレイとして商品化、1976年イギリスのグレイ教授の研究に因り安定的な液晶材料が発見され、それが現在のLCD材料の基礎となっている。液晶の分子は電圧を加えると方向を変え、バックライトからの光りを通して表示としている。液晶テレビやパソコン、携帯電話用液晶ディスプレイは、その電圧に反応する部分を微細に分別し、その分割されたドットごとに電圧を掛けて行くタイプである。現在液晶ディスプレイはあらゆる分野の機器に搭載されている。多分一日の内で眼にするのは、数百回も越えるだろう。

有機ELディスプレイ(有機ELテレビ)

有機ELはSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)と同時期に開発が始まり、どちらが先に広範囲に実用化が始まるのか楽しみなデバイスである。どちらも自発光し、消費電力は少ない。有機ELは極限まで薄型化が可能で、小中画角向きだと言われている。一方SEDはブラウン管を微細化した構造なので大型大画面向きである。有機ELはカラー表現が用意で、応答速度が速く、消費電力が少なく、発熱量が少ないので携帯電話への搭載には向いていると言える。有機ELは発光量が多い為、ディスプレイ以外にも照明器具としての活躍も期待されている。発光する為の構造は、ガラス面やシート面に塗布或いは印刷、蒸着させた有機物質を挟み、ITOと呼ばれる透明な電極から電圧を掛けると発光するのである。これを使い社会生活に活用すると、その環境は一変するに違いない。まず電力消費が間違いなく激減する。原発など一つ閉鎖してもよいくらいになるだろう。

現在の有機ELディスプレイ搭載の携帯電話

現在の有機ELディスプレイ搭載の携帯電話は、
・Docomo FomaN905i P905i SO905i N905iμ SH905iTV P705iμ P705i SH705i SO705i
・au W54S W56T W53H Infobar2 
・Softbank 902SC 
上記ご覧の様に有機ELをメインディスプレイに採用している機種は多くなって来ている。特にドコモは非常に多い。905シリーズ投入と共に増えた様だ。auも増えつつある。ソフトバンクは未だ一機種しかない。他の機種ではサブディスプレイとして、一色のみの有機ELしか採用していない。ドコモの採用機種は、大抵薄型化を実現しているし、ワンセグ受信でTVも見られる。携帯電話では採用率はほぼ100%になりつつある。

Copyright © 2007 有機ELディスプレイ搭載携帯電話